エメリヤーエンコ・ヒョードルといえば、「人類最強の男」「60億分の1」「氷の皇帝」と呼ばれ、日本最大の総合格闘技団体「PRIDE」の中心にいて、世界最強の男の称号を手にしました。
日本時間2023年2月5日(日)米国カリフォルニア州イングルウッド キア・フォーラムにおける、「Bellator世界ヘビー級選手権試合」で、現Bellator世界ヘビー級王者ライアン・ベイダーに1R TKO負けとなってしまった。
46歳でも動けることに自分で驚くと言っているヒョードルの負けた相手や全盛期などについてまとめてみたいと思います。
◆この記事の内容
- ヒョードル負けた相手|最強だった全盛期はいつ?
- 負けた相手
- 全盛期
- 最強
- ヒョードル負けた相手|筋肉・身長など
- 筋肉
- 身長
- ヒョードル負けた相手|最強だった全盛期はいつ?終わりに
ヒョードル負けた相手|最強だった全盛期はいつ?
ヒョードルは2000年から約10年間無敗(高阪剛戦のアクシデントによるTKO負けを除く)を続けた、世界最強の男でした。
負けた相手
引退試合となった「Bellator世界ヘビー級選手権試合」では、アメリカのライアン・ベイダーに1R TKOとあっさり負けてしまいました。ライアン・ベイダーはBellator史上2人目の二階級制覇王者で、Bellator史上初の二階級同時王者というつわもので、2019年1月に1R KO負けした相手との再戦にしてリベンジマッチでした。
リングス
2000年12月22日高坂剛戦(1R 0:17 TKO(ドクターストップ)カットによる)
ストライクフォース
2010年6月26日ファビリッシオヴェイドム(1R 1:09 腕ひしぎ三角固め)
2011年2月12日アントニオシウバ(2R終了時 TKO(ドクターストップ))
2011年7月30日ダンヘンダーソン(1R 4:12 TKO(右アッパー→パウンド))
2012年6月21日、ロシアで開催されたM-1 Globalでペドロ・ヒーゾと対戦して、パウンドで失神KO勝ちしたものの、その試合後の会見で引退を表明しています。
それにしても、10年無敗のヒョードルは負けるときはあっさりしているというか、いさぎよいというのか、そういうものなのでしょうか?
全盛期
2015年12月31日、ヒョードルの3年6か月ぶりの復帰戦となる「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」がさいたま3DAYSでインド出身の「シング・心・ジャディブ」と対戦しました。結果は、マウントパンチでギブアップを奪いTKO勝ちしましたが、ヒョードル全盛期はやはりプライド時代を含め、2000年から10年間無敗だったじきではないでしょうか?
ヒョードルは、PRIDE王者時代から2010年に、ファビリッシオヴェイドムに敗けるまで、日本だけでなくアメリカなどのメディアからも「総合格闘技界最強」と評価されました。
最強
どんな人間も年を取り、劣化していくので、最強の時期はいつか終わりを迎えますね。それでもヒョードルは10年間も無敗と続けた事実は最強であったと思います。
更に、引退後に復帰を果たす精神力も最強ではないでしょうか?
プライドは、本当に強いかどうかを競う競技性より、エンターテイメント性が強い気もしますね。テレビ放映なんかでは「ヒョードル凄い!誰も勝てない!!最強~!」と興奮をあおれるヒーローの存在が興行的には必要なんだと思います。
しかし、エンターテイメントの部分を抜きにしても、試合に立つ体力や精神力をキープできるのは尋常ではないですね。やはり「最強」ではないでしょうか。
ヒョードル負けた相手|筋肉・身長など
ヒョードルが連勝を続けられた秘訣について、筋肉や身長などをひも解いてみたいと思います。
筋肉
ボディービルダーのムキムキの筋肉は、短期間のウェトトレーニングで急造可能で、見た目の美しさ重視で格闘技には向いていないようですね。筋肉の形や大きさと格闘技に向いている筋肉とは違いがあるようです。
自身の、心肺機能の増強が筋肉の増強に伴っていなければ、ボディビルディングの筋肉は酸素の消費量が多い上に重くて持久力とスピードに欠けます。
格闘技には、心肺機能の増強とともに筋肉の酸素消費能力を高め、長時間に及ぶ有酸素運動を可能にする筋肉が必要となりますね。
そのためには、スパーリングなどの全身運動によって付く心肺機能と筋肉が理想ですね。
パワーアップを目的として、ウェイトトレーニングで筋肉を付けようとするわけですが、何キログラム持ち上げられるというパワーだけでなく、格闘技には長距離ランナーのような持久力も求められるので、筋肉だけを鍛えるだけではなく、バランスが重要ということになります。になりかねないということです。
ヒョードルもやっている薪割りなど、全身運動をある時間続けることで心肺機能の増強と筋肉がバランスよく鍛えられることが格闘技にとって重要といえそうです。
身長
ヒョードルの身長は182cmと決して大きい選手ではありませんね。
大きくないヒョードルの強さの秘密はスピードだと思いますね。ヒョードルは身体に柔軟性があり、 瞬発力がズバ抜けた選手ですね。ヘビー級であんなに早く動ける選手はいないので、魅力的なんですね。
ヒョードル負けた相手|最強だった全盛期はいつ?終わりに
最後にこの記事をまとめておきたいと思います。
- ヒョードル負けた相手|最強だった全盛期はいつ?
- 負けた相手
- 全盛期
- 最強
- ヒョードル負けた相手|筋肉・身長など
- 筋肉
- 身長
- ヒョードル負けた相手|最強だった全盛期はいつ?終わりに
今回の記事は如何でしたでしょうか?
最後に引退試合での試合後の発言を記しておきます。
「ワンサイドで終わってしまい自分が期待した試合を見せられなかったけど、一方ですごく幸せな気持ちです。 みんなが応援してくれ、20年以上の選手人生をともに歩んだ猛者たちがここに集ってくれた。コーチやチームメイトたちも皆ありがとう」
最後までご覧いただきありがとうございます。
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