現在50代の私は、ものごころ付いたときから常に肌がかゆく、子供の頃夜寝るときなどは母に背中をかいてもらいながら寝る習慣が付いていました。
中学3年生のときは三ヶ月くらい大学病院に入院を余儀なくされるほどでした。
大人になっても直る気配は無く、25歳の一年間は仕事も出来ずに、親の仕送りで、独り暮らしの母方のおばあちゃん家にお世話になり、温泉湯治に専念しました。
今でも銭湯や温泉は大好きで、週に一回は温泉に通っています。今回は、アトピーで温泉に入れない!恥ずかしいときにどうしたかについて、残しておきたいと思います。
◆この記事の内容
- アトピーは温泉に入れないか?
- 良いか悪いか
- 治った人はいる?
- 良くない?
- アトピーで温泉が恥ずかしい時の対処方
- 貸し切り家族風呂など
- 秘湯・湯治宿・薄暗い感じの温泉
- アトピーに良い温泉|地域別おすすめ
- 北海道・東北地方
- 関東地方
- 中部地方
- 近畿地方
- 中国・四国地方
- 九州・沖縄地方
- その他
- 百目鬼温泉(どめき温泉)
- 磐梯熱海温泉
- 長沼温泉
- アトピーで温泉が恥ずかしい時は|おわりに
アトピーは温泉に入れないか?
銭湯などでは皮膚病の方の入浴を禁止しているところがありますが、温泉は逆に皮膚病が良くなると謳って歓迎しているところが多いようです。しかも、アトピーは人にうつる病気ではないので、温泉に入ること自体は問題ないのですが、泉質によっては悪化することもあるので、温泉に行く前に自分に合うかどうか確認が必要です。
肌に刺激の強い泉質は、アトピーには良くないとされていますので、酸性泉、濃い硫黄泉、強アルカリ泉などはやめておいた方が良いでしょう。私は、塩化物強塩温泉の温泉で入浴後にめちゃくちゃ痒くなったことがあるので気をつけましょう。
また、塩素系消毒されている循環式の施設なども、プールと同じようにアトピーには良くないと思いますよ。
良いか悪いか
私は、アトピーに温泉は大賛成です。しかし、アトピーに向いていない泉質もあるようなので泉質別適応症を良く調べてから入るべきですね。
私の感覚では、入浴後の保湿感が通常のお風呂に入るよりも断然、温泉の方が言いと思います。ただし、よく言われる、入浴後にシャワーはかけないほうが良いというのはアトピーには当てはまらない気がします。
特に塩分濃度の高い場合はかゆみが増した経験があるので気をつけましょう。お湯が肌に直接及ぼす影響以外にも、温泉には体を温める効果や、気分をリフレッシュさせる効果も期待できるので、私は積極的に通うようにしています。
治った人はいる?
現在の私は、他人から見たらアトピーとはわからないくらいアトピーの症状は和らいでいるので、皮膚そのものを良くする為に温泉に入るよりリフレッシュを期待しています。治療目的で温泉湯治をするのであれば、アトピーに良いとされている温泉を選んで、効果があるかどうかある程度わかるまで、集中して続けるべきだと思います。
私自信、25歳のときに一年間アトピーの温泉湯治を行った結果、温泉地に居た時期はよくなりましたが、都会に戻り通常の生活をすると悪化してしまいました。アトピーの完治に温泉だけでは難しいと思いますが、気分を和らげたり、疲れを取る目的も含めてアトピー治療の一助的な役割を期待したほうが良さそうですね。
良くない?
アトピーに温泉が良くない場合もあります。泉質が体質に合わない場合は悪化することもあるでしょう。あと、私の経験した温泉湯治のデメリットは、金銭的問題が一番大きいと思います。仕事を辞めて、親のすねをかじりながら集中的に治療目的で温泉を試しました。その結果は、生活自体が元に戻ればアトピーも戻ったという事。なので、治療目的で時間やお金を温泉に使うことは無いと思っています。
アトピーで温泉が恥ずかしい時の対処方
アトピー歴も50年にもなると他人の目は気にならなくなる!と言いたいところですが、やはり、ポロポロと肌が剥けたり、赤い顔をして仕事に行かなければならないときは気になるものです。
現在の私は、「私はアトピーなので・・・」とカミングアウトしない限り、肌を見ただけではアトピーですねといわれることはありません。しかし、症状が悪いときにはとても他人と一緒に温泉に入るなんて考えただけでもしんどかったですね。
大学に入学した時に、オリエンテーション旅行という一泊旅行があり、大浴場しかないホテルに泊まらなければならない事がありました。
当時は、入浴後すぐに保湿剤を塗りたくらなければならない病状でしたので、事務局の方に無理を言って、事務局の方の個室のユニットバスをお借りすることになりました。温泉湯治の時は、湯治をしていた温泉には、アトピー患者が数名来ていたので、気にすることは無かったので安心でした。
やはり、アトピーの症状が悪いときには、皮膚疾患の患者をウェルカムしている温泉以外は遠慮したほうがいいかも知れません。患者本人はアトピーはうつらない病気だと判っていても、知らない人も多いので気をつけたほうが良さそうですね。
貸し切り家族風呂など
私が勤めていたホテルで人気があったのが、貸し切り家族用露天風呂でした。ホテルの宿泊料金とは別に45分で二千円もかかるに毎日予約が埋まるほどでした。
アトピーもちの場合は貸し切りの個室がある温泉を選ぶと恥ずかしい思いはしなくて済みますね。
秘湯・湯治宿・薄暗い感じの温泉
私が、25歳の時に一年間通った温泉は秋田県の北部にある日景温泉はまさに秘境の湯治客用の自炊できる宿泊施設(私が宿泊した当時)がある、薄暗い温泉でした。
湯治湯であれば、アトピーの方もいると思うので、恥ずかしい思いは全くしないで済みますね。
アトピーに良い温泉|地域別おすすめ
北海道・東北地方
札幌
関東地方
茨城
東京
神奈川
中部地方
東海
静岡
伊東温泉「鈴伝荘」
愛知
まるは ごんぎつねの湯
新潟
岐阜
濁河温泉 源泉かけ流しの宿 朝日荘
近畿地方
関西
大阪
兵庫
和歌山
中国・四国地方
岡山
広島
山口
九州・沖縄地方
西日本
福岡
こうの湯温泉
その他
百目鬼温泉(どめき温泉)
磐梯熱海温泉
長沼温泉
アトピーで温泉が恥ずかしい時は|おわりに
最後にこの記事をまとめておきたいと思います。
- アトピーは温泉に入れないか?
- 良いか悪いか
- 治った人はいる?
- 良くない?
- アトピーで温泉が恥ずかしい時の対処方
- 貸し切り家族風呂など
- 秘湯・湯治宿・薄暗い感じの温泉
- アトピーに良い温泉|地域別おすすめ
- 北海道・東北地方
- 関東地方
- 中部地方
- 近畿地方
- 中国・四国地方
- 九州・沖縄地方
- その他
- 百目鬼温泉(どめき温泉)
- 磐梯熱海温泉
- 長沼温泉
- アトピーで温泉が恥ずかしい時は|おわりに
アトピーで温泉に入るのが恥ずかしいと思っている方は、アトピー患者ウェルカムの湯治温泉に行かれることをお勧めします。患者同士の話でも割と分かり合える部分が多いのでお勧めです。しかし、問題はお金がかかること。
温泉の近くに引っ越してしまって、そこで生活できるようになれればいいのでしょうが、そうは簡単にいかないもの。草津温泉に行ったときに売店のおばさんに聞いた話。
「草津以外のアトピーの方には草津温泉はいいんだけど、草津に住んでいてアトピーになった方には草津温泉はちっとも効かないんだよね!」考えさせられる一言でした。
最後までご覧頂き有難うございます。
コメント