こんにちは、yasuです。
チョコレートを食べると必ずと言って良いほど、私のアトピーは悪化した。
しかも、季節的にアトピーが悪くなる時期(私の場合、冬から春にかけて)に限って食べたくなる。
50年以上アトピーを患ってきた私の、チョコレートに関するイメージです。
よくよく調べてみると、チョコレートの原料のカカオには活性酸素を抑える抗酸化物質のカカオ・ポリフェノールが豊富に含まれているとのこと。
抗酸化物質といえば、最近テレビでもアンチエイジングや、動脈硬化予防などで頻繁に取り上げられますね。
原料は良いはずなのに、何で私のアトピーは悪化したのでしょうか?
この記事では、アトピーとチョコレートの関わりについて考えてみたいと思います。
アトピーはチョコレートで悪化するか?
今は、私のアトピーにはチョコレートは良くないとわかっているので、極力控えるようにしている。
しかし、アトピーと食事の関係性を疑う前は、好きなものは何でも食べていた。
特にチョコレートは好きな食べ物というわけでは無かったが、思い返すと、冬から春にかけてアトピーの症状が悪くなる時期に特にチョコレートが食べたくなった。
チョコレートが、食物アレルギーのように食べてすぐに発症する訳では無く、数日後にアトピーが悪くなってくる感じ。
生まれてこのかた、バレンタインデーで本命チョコを貰った事など無いので、2月14日の大量のチョコが手元にあったら大変な事になっていたと思う。
チョコレートがアトピーに悪い理由
原料であるカカオは抗酸化食品なのに、何故チョコレートを食べるとアトピーが悪化したのか?
チョコレートの原料を調べてみた。
A社: | 砂糖、全粉乳、カカオマス、ココアバター、植物油脂、乳化剤(大豆由来)、香料 |
B社: | 砂糖、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ココアバター、ホエイパウダー、バターオイル、乳化剤(大豆由来)、香料 |
C社: | 砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター、レシチン(大豆由来)、香料 |
原材料の表示は、使われている量が多い原料の順に書かれているのはご存知ですよね。
A・B・Cの3社とも、砂糖が1番です。
それだけでなく、植物油脂や乳化剤などの食品添加物が入っていました。
植物油脂とは、トランス脂肪酸のことですね。
トランス脂肪酸は、欧米では使用が禁止されている地域があるほど危険なものというのは、健康を気にする方にとっては常識。
これが、アトピーを悪化させてた元凶ではないでしょうか?
厚生労働省のホームページでトランス脂肪酸に関するQ&Aを見つけました。
Q.3 トランス脂肪酸は健康によくないのですか?
A.3
平均的な日本人より多いトランス脂肪酸摂取量を基にした諸外国の研究結果によると、トランス脂肪酸の過剰摂取により、心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。また、肥満やアレルギー性疾患についても関連が認められていますが、糖尿病、がん、胆石、脳卒中、認知症などについての関連は分かっていません。
こうした研究結果は、トランス脂肪酸の摂取量が、平均的な日本人よりも相当程度多いケースの結果であり、平均的な日本人の摂取量においては、これらの疾患リスクとの関連は明らかではありません。
アトピー持ちだけでなく、生活習慣病予防の為にもチョコレートに限らず、トランス脂肪酸は食べないほうが良さそうですね!
チョコレートのカカオはアトピーに良いかも
チョコレートを少し掘り下げて調べてみました。
実はチョコレートの歴史は約4000年にも及び、コーヒーや紅茶が登場するはるか昔から、私たち人間の生活とはかなり密接な関わりがあったようですね。
チョコレートの主原料である「カカオ」のルーツはメソアメリカ(現在の中南米地域)だそうです。
紀元前2000年頃からのマヤ文明やアステカ文明などの時代に、カカオは食用以外にもいろいな役割があり、通貨や万能薬としても利用されて、生活の中心的存在だったようですよ。
日本ではどうだったかというと、大正時代にチョコレートの製造が発展し、工業生産が始まったようですね。
今でも有名な、森永製菓や明治製菓を筆頭に、カカオ豆からチョコレートを製造するチョコレート産業が成長しはじめたようです。
私の両親は健在ですが、試しに初めてチョコレートを食べたのはいつか聞いてみたところ、二人とも覚えてはいませんでした。
私は、アトピーの悪化が食事と関係性があると聞いてから、今食べている食品は、昔から日本人が食べていたかどうかが気になるようになりました。
なので、チョコレートに関してもその歴史が気になりますが、カカオという原料に関しては、アトピーには、抗酸化物質だし悪くなさそうな気がします。
しかし、日本人の祖先の頃から慣れ親しんできた日本由来の食品では無いので、体に合わない場合も多いのでは無いでしょうか?
アトピーはチョコレートで悪化するか?まとめ
アトピーは、体調や精神面の影響でも良くなったり悪くなったりするので、本当に厄介なのですが、調子の良いときは少しぐらいチョコレートを食べても良いと考えています。
私の主治医は、チョコレートは厳禁だとし、せいぜいバレンタイン・デーくらいにしてくださいといわれています。
私は、気分転換のつもりで多くても週に一度くらいにしていますよ。
当然、季節の変わり目などでアトピーの調子が悪いときは、チョコレートは一切食べません。
最後までご覧頂き有難うございます。
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