管理人yasuです。
大人のアトピーに良い影響を与える食事って何だろう?
特別に悪い食事って何だろう?
と考えた時に、ある特定のものを食べ続けると病気になることはあっても、ある特定のものを沢山食べたからと言って病気が治ったりアトピーが良くなるとは思えません。
私がまだ、あまり知識が無いときにアトピーに良いと、「クロレラ」の話を聞いたことがあります。
話に引き込まれて購入してみましたが、結果、私のアトピーは良くなりませんでした。
この記事では、大人のアトピーに良い食事のレシピについて考えてみたいと思いますが、炎の講演家、鴨頭嘉人さんのyoutubeで好きなのがあるので紹介します。
詠み人知らずだそうですが、鴨頭嘉人さんの講演で私は、この言葉がばっちり腑に落ちます。
体は食べたもので作られる
心は聞いた言葉で作られる
未来は話した言葉で作られる
三つともとても大事な言葉なのですが、この記事では「体は食べたもので作られる」が最大のテーマです。
大人のアトピーは食事にも注意! レシピつき
今は、デトックスという言葉も一般的になって来ましたが、やはり、自分に合わないものを食べているから体に悪い影響が出るのは当たり前。
デトックスで出すのも大事ですが、そもそも悪いと分かっていれば食べなければ良い話。
ただ、どんな食事がアトピーに良くて、悪い食事は何なのか良く分かんない場合が多いですね。
50年間アトピーと闘ってきた、アトピーの食事に関する経験をお話します。
大人アトピーには和食中心がいい
アトピーは大人・子供・赤ちゃんに関係なくアレルギー症状なのは間違い無いので、特別な食物アレルギーが分かっていれば避けるのは当然。
しかし、私の様に、何か特別なものを食べて20~30分後に急に痒くなるという事が無い方もいるのではないでしょうか。
アレルギーの対象になる食事が分かっていれば当然食べなければいいのですがはっきりしない。
私が最初に食事に気をつけ始めたのは、土佐清水病院の丹羽先生の本に出会ってから。
それまでは、なんとなく経験的に肉を食べ過ぎるとなんとなくアトピーが良くないな?と感じる程度でよく分かりませんでした。
丹羽先生の本によると、アトピーと活性酸素の関係が書かれており、アトピー患者が避けるべき食事がきちんと科学的に述べられていました。
その本に惹きこまれた私は、避けるべき食べ物は徹底的に排除してみました。
丹羽先生の食事指導では、全般的に、肉類や乳製品などの極端な欧米食は極力避けるというもの。
丹羽先生の本を引用しておきます。
食べてはいけない食品 | コーヒー・ココア・チョコレート・肉・バター・チーズ・らーめん |
少しは食べても良い食品 | マヨネーズ・背の青いさかな (サバ サンマ いわし) |
食べて大丈夫な食品 | 白身の魚 小魚 貝類 かに 海老 有精卵 |
特に肉に関しては、両親を含め反対意見がとても多かったのを覚えています。
栄養が偏るだとか、肉・魚・野菜満遍なく食べないと体に良く無いとさんざん反対されました。
しかし、私はわき目も振らず、肉食を完全ストップしました。
私が、アトピーの食事対策として肉類を遮断したのは、23歳の頃の話で、温泉湯治療養をしに、秋田のおばあちゃんの家で厄介になっていたときの事です。
結論から言うと肉を遮断したくらいで、私のアトピーが治まる訳も無く、後に土佐清水病院に入院することになります。
しかし、この時から、私の食事の中心は和食で、しかも、肉は一切食べません。
50歳の現在は、両親と暮らしていて、同じ食事をとるので、完全肉遮断というわけにはいきませんが、はやり、積極的には食べません。
生活習慣病予防の為にも、ダイエットにも良いとされ世界からも注文される和食こそ、アトピーをはじめとする現代病から身を守る為の食事ではないでしょうか?
大人アトピーの朝食レシピ
私は、朝食は食べません。
固形物を食べたとしても果物のみ。
後は、昼食までは飲みものだけで過ごします。
会社でお腹が鳴って格好悪いなと思うときは飴をなめます。
環境問題専門のジャーナリスト船瀬俊介さんも推奨しているファスティング。
テレビで有名な南雲吉則医師は、「空腹が人を健康にする」という著書で、お腹がグーとなると体中の細胞が活性化すると、「生命力遺伝子」を活性化させることを言っています。
日本語では朝一番に食べる食事という意味で「朝食」と言われますが、英語のbreakfastは「朝食」の意味は本来無いようですね。
breakfastの語源は「break」(壊す、崩す、破る)という単語と「fast」(断食、絶食)という単語が重なったもの。
これは、1日の中で夕飯を食べてから長時間の断食期間を破って、食事をする意味から由来しているようです。
飽食の時代といわれるように、生活習慣病の殆どは食べすぎが原因のような気がします。
船瀬俊介さんも南雲吉則医師も一日一食を推奨されているので、私もチャレンジしてみましたが、続きませんでした。
それなら、せめて朝食を抜いて、お昼までなら何とかなるなと、今は朝食は抜きにしています。
しかし、旅行に行ったときの朝食は格別ですね!
旅館の朝食で、焼き魚とのり、味噌汁だけでご飯のお代わりが出来てしまうほど・・・。
たまにはご褒美があってもいいのではないでしょうか。
大人アトピーの昼食レシピ
私の主治医の牧瀬先生も、アトピーの治療にとって睡眠時間の大切さを訴えており、通勤・通学に2時間もかけて睡眠時間が5~6時間ではアトピーは治らないと仰っています。
実は私の今の職場は、なんと家から歩いて5分。
睡眠時間は一日最低8時間は取れています。
これまで、いわゆるブラック企業で働いていたので、そその代償で体は悲鳴をあげていたので今は幸せです。
昼食はどうしているかというと、職場から自宅に戻り、温かい食事を頂いています。
麺類が好きなので、簡単に出来る【おそば】がメインですね。
トッピングは温泉卵・山菜・わかめ・ねぎ。
少し足りないなと思う日は、ご飯と梅干を少々頂きます。
くれぐれも大人のアトピーに食べすぎには注意が必要です!
大人アトピーの夕食レシピ
私は、無類の酒好きですが、休肝日は特に設けていません。
健康診断の肝臓の数値は異常が無いので、お酒はおそるおそる続けています。
大人のアトピーにお酒はどうかと言うと、そこには自論があります。
私は、物心ついたときには常に肌がかゆくて、気付いたときには重症のアトピー患者でした。
決して飲酒を始めてからアトピーが発症した訳ではありません。
このことから、お酒で劇的にアトピーが悪くなるのであれば禁酒も考えますが、飲酒はストレス発散にもなるので我慢しません。
なので、夕食じは必ず晩酌です。
夕食のおかずも、晩酌にあうものを好みます。
友達と飲み会に行くと、ビールに鳥のから揚げなど、アトピーには良く無いお肉系が主流になりがちですが、私は当然和食中心です。
葉物のおしたし、湯豆腐が大好物です。
大人アトピーの私の夕食では、焼き魚があれば最高で、ある程度酔っ払って、〆にご飯とお味噌汁と言う感じですね。
酔っ払っても、アトピーに悪い食事は分かりますので、ぜんぜん食べたくなりません。
「体は食べたもので作られる」肝に銘じましょう!
大人のアトピーは食事にも注意!おわりに
大人アトピーの私が、食事で気をつけている事。
①油。
土佐清水病院の丹羽先生の本で、肉は食べなくても大丈夫と知った。
アトピーの主治医の牧瀬先生はオメガ3の油と、オメガ6の油のバランスの大切さを教えてくれた。
大人アトピーは和食中心がいいといったが、まさしく現代の生活習慣病の原因とも言えるジャンクフードは絶対にやめるべきですね。
②甘いもの。
砂糖断ちでアトピーが治ったという記事を見かけたことがありますが、アトピーに砂糖が悪いというのは賛成です。
詳しくは下記記事が参考になると思いますので、良かったらご覧ください。
③冷たすぎるもの。
氷食症(ひょうしょくしょう)という病気があるらしい。
Wikipediaによると、
非栄養物質を強迫的に食べたくなる病気である異食症の一種[1]。近世、冷蔵庫が普及し始めてから生まれた病気で、一日に製氷皿1皿以上食べるもの、という定義がある。
とあった。
自分のアトピーが食べ物でよくなったり悪くなったりする事に関心が無かった頃は、アイスや、氷をそのまま食べていたことがある。
あるとき、友人の、自然界で氷を食べる動物は居ないのではない?
との一言から、私は、夏のどうしようもなく暑いときに氷水を舐める以外は、冷たいものは避けるようにしている。
体を冷やすのは良くないと一般的に言われているとおりだと思う。
④食べ過ぎ。
私は、もともと小食な方だと思うけれど、アトピーとして生まれて、健康と食事に関することに興味を持ち、いろいろ調べた結果、食べ過ぎは体に悪いと思う。
一日一食とまではいかなくても、お腹がグーとなる瞬間を一日一回でも味わうようにしたい。
最後にヨガの教義をひとつ。
「腹八分目で医者いらず。腹六分目で老いを忘れる。腹四分目で神に近づく」
大人のアトピーはくれぐれも食べ過ぎに注意しましょう!
最後までご覧頂き有難うございます。
コメント